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DECEMBER   /   JANUARY   /   FEBRUARY

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SATELLITE STORIES/Phrases To Break The Ice

★★★★

昨年のジョグ時によく聴いていたコチラ、フィンランドの4ピースによるデビュー盤。飛び跳ね躍動するベースライン、眩く乱反射するギター・コード、そしてピュアなパッションに溢れたメロディー・ラインが疾駆するインディー・ロック。個人的な感覚としてはこれ、TWO DOOR CINEMA CLUBと同じ類の心地良さを感じるんだよねー。

とにかくフック!フック!フック!が効いてる。ROCKなディストーションから、ときにマスコア寄りの転回もみせるギター・ワークを筆頭に、 のハスキー・ヴォイスが畳み掛ける展開がものすごーくキャッチー。瑞々しいパッションが、タイトなバンドサウンドにギュっと凝縮されて昂揚中枢をノックする。メロディ・ラインの高揚次数が高いため、しっとりセンチメンタルな"Mt. Foreverest"みたいな曲でもそのテンションは下がりません!片やそのスローダウンから一転、「ヘルシンキのアートシーンなんかご免だね」とか「no turning back, costa del sol'94」とか連呼する蒼いラッシュには胸キュン必至。「次」がどう出るかなんか分かんないけど、この「イマ」をキラッキラと駆け抜ける疾走感は、他には替え難いモノがあるなーと思うのです。

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