キリリと光るデビュー盤から、全ての面においてパワーアーップ！！！した強烈の2ndアルバム。こちらブルガリア発の3ピース。イカれてMATHなフレーズがビッシバシと炸裂するその小回り爆音劇場は、あのASIWYFAに匹敵するウマさ。
マスと言いつつ、そこにコチャコチャとした小者感は微塵もありマセン。冒頭よりリスナーの頬をバッシーンと張る轟音のダイナミズムの素晴らしさ。右の頬を打たれたら左の頬も差し出しなさいと言われずとも委ねたくなる痛烈な音の波状。
ハードロックばりのギターリフが連続して空間を刻む"Spell Shelters"に始まって、旋回するインストに引き込まれ「ここぞ！」とばかりのかけ声からラッシュするTr.2"Here
Is Where, Where Better"、精緻の快と爆裂するダイナミズムが共に味わえるTr.3"When
Sound Turns Into A Person He Becomes One Of Us"あたりは、ASIWYFAあるいはBTEOT好きを確実に殺すキラーチューン。さらにはキリモミ状のトレモロ/ディレイに切り裂くようなリズムが奔る"Caves OF Keys"はMASERATIを彷彿とさせ、LITE好きなら開始3秒陥落必至の"A.C.E."みたいな溌剌たるマス・ロッキンもございマス。あぁ！なんて贅沢な！あぁ！もうちょっと聴きたいの！と思わせる全8トラックの精緻な造りもまたウマし。あとはひたすらリピして聴くべし！聴くべし！
Listen,Buy