Sweden/ストックホルムの5人組による2nd。リリースはTee Peeから。言っちゃえば、BRMC（特に2nd）好きはマストォオ!!!な、ガレージィでノイジィなRock'n'Roll(たまにPOP)でありまする。
アッパーなビートに煽られ、ブリスフルなFUZZギターが駆け巡るオープニングからして鷲掴み。アーシーに逆巻く爆音と、強烈な陶酔を喰らわすメロディライン、衝動を満足させるに十二分な荒々しいロッキン因子が渾然として歓喜。ピーター・ヘイズそっくりのヴォイスを燻らすJonatan
Westhと、クリアな歌声を響かせるMaria Lindenのツイン・ヴォーカルが織り成すほろ苦くも甘いsymphony。蒼い感傷に溺れる恍惚と、扇情的な爆音の昂揚がタマラナイ。
煌くギターのストロークにファジィな爆音が絡みつき、聖性を高めるオルガンの音色やコーラスが渾然として昇華。ドラッギィなサイケ・ガレージ空間と、シューゲイザー寄りの疾走する轟音が上手くブレンド、なおかつメロディはキャッチーに耳を捉えて喜ばしむる！だからとてーもキモチイイ！変に抑制をかけていない、快楽衝動に忠実(かつスマート)なロックンロール。百夜の季節に夜通し踊り、弾けまくる人の姿が目に浮かぶよう。カッコつけたところがカッコ良くキマっちまうバンドっていいねー。ストレートだけど、だからオススメしたくなる良盤！
http://www.myspace.com/blackstrap001