LAZARUS A.D/ANTERIOR@大阪Fanj Twice

今年リリースされた新譜がイマイチな内容だったので行くかどうか迷ったが「行かなくて後悔する」より「行って後悔する」ほうがなんぼかマシじゃ!というのが今年下半期の信条なので行ってきた。とは言えまだ左耳はアレな状態なので耳栓持ってったけどね。

激ロックフェスの第9弾というカタチで実現した今回の来日ツアー。大阪の開場/開演は17時でこの2バンドの他に日本勢が4組も出るという仕様。んなもんでかなーりゆっくりめに出掛けたつもりで19時40分頃に会場へ入るとまだ「2組終わったところ」だと、、、んなわけで19時50分頃からHEADPHONES PRESIDENT、20時40分頃からMETAL SAFARIと続きまして、セットチェンジの合間にはDJが繰り出すIN FLAMESやAS I LAY DYINGやCHILDREN OF BODOMだとかがピロピロピロズダダダヴオォォォーー!!!とか鳴ってる中にぽつねんと居ったわけですよ。

そんで21時40分ぐらいからANTERIOR。事前にようつべとかで観てた感じだとちょいメロディが暑すぎるわいなとか思ってたガ、実際ナマで観てみるとそのクサさがドッシリしたヘヴィネスと絶妙に絡んでおりまして(メンバーの8割型はメタボ体系な巨漢だし)、2時間ドラマのクライマックスばりのエモーションを吐き出すヴォーカルにも乗せられてなかなか、熱く盛り上がってしまった。

ぐあ!もう22時半過ぎてるしー。というところでようやっと本日の目玉、LAZARUS A.Dが登場。なぜかこの直前でこれまでとは趣向を変えて(?)流されたPANTERA〜JUDAS〜OZZYという流れに軽く興奮したまま開演。んもぅ〜鋼鉄の鉄壁!!って感じのメタリックがバッシバシと頭を張る。初っ端は"Absolute Power"だったかな。忘れた。いっちゃん聴きたかった"Thou Shall Not Fear"の「GO!!」がかかった瞬間に突沸。あーなんかこの興奮値が一瞬で振り切れる感覚は久しぶり。新譜からのナンバーはやっぱり個人的にはイマひとつ突き抜けきれないところがあるにはあったがそれはそれ、これはこれ。終末的な匂いのワーズとブルのようなリフ/リズムにぶっ飛ばされる"Last Breath"、サークルモッシュを誘発する鋭いグルーヴが奔る"Revolution"と、嫁質レベルの絶対聴きたかったやつが聴けてほんまに良かった。楽器を下ろさないメンバーを見て絶対アンコールあるだろ!と思ったのに「こぉれにてぇ、激ロックフェスティヴァル、終ぅ了デス!」とかMC流れて客電ついちゃうし。時刻は23時半なり。あー、もうちょっと観たかった、というのが本音。でも楽しかったよ。

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