zOoOoOm/Psybava@大阪Shangri-La

時間休暇を取ってさぁ帰ろうかと思った15時半、いきなりの豪雨。レーダーを見やれば神戸市域が真っ赤っかでござい。南を見やれば青空が、10分後には陽が射し虹がかかる中を滝のような雨が降りしきるという空模様。まったくなんちゅう天気だ。

さておき大阪へ。今日の舞台はシャングリ・ラ。晩ゴハンを食べ入るや19時50分、psybavaのライブがスタート。基本のバンドスタイルにプログラミング・シンセ/ペットを加えた5人編成。意外やゴリッ!バキ!な激音で突っ走るベースをエンジンに、きもちよー弾きアゲ泳ぐギターの涼風、茜色のトランペットにさらなるイロを乗せる鍵盤の波が加わって、いい感じのグルーヴが。まとまりのある良い感じのサウンドで良い感じに踊れたがいかんせん、オキャクサンが少なすぎた。

20時50分過ぎよりzOoOoOm。実は「ステージ上」と呼べるほどのステージで演奏するzOoOoOmを見るのって、過去にNoonぐらいしか記憶にない。そんなわけでいつもはタメの目線で炸裂する爆音が、今宵は頭上より降って来るという仕様。そんな環境要因も大きいが、セトリに"TACODRUM"が入っていたりと、今日は若干モードも違って聴こえる。充満する爆音に溶け込むような感覚よりも、メリハリの効いた空間のコントラストが印象的。リズム楽器でもあり咆哮するモンスター級の轟音装置でもあるギターのフットワークがとにかく目立つ。前回のHelluvaとはうって変わった人密度の会場で、気の向くままに揺れ踊り、またもや翌日激しい筋肉痛に襲われるほどに首を振った。演奏時間は約40分強。音とシンクロする感覚はいつもより少なかったが、いつもとはまた違ったステージングでガッツリと魅せられた、そんな感触のライブ。楽しかった!年内にあと1回は観たいなー。

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