zOoOoOm@神戸HELLUVA LOUNGE

今年のGW以来、実に5ヶ月ぶりですヨっ!というzOoOoOmのライブ。現在新譜レコーディングの最終段階にあるらしく、それがようやく落ち着いてきたので久しぶりにライブを演ることになったとか。とまれ、めっちゃくちゃ久しぶりなので始まる前から期待はMAX。1番手のバンドが終わって20時15分からzOoOoOmが開演!披露されるたびに変化し続けてきた新曲群を中心に、この日もまた、掛け値なくキモチイイ爆音が会場狭しと降りしきる。なんだか観るたびに素晴らしくなっている精悍なドラムに釘付けられ、のたくり変化する爆音ギターに嬲られるまま気づけば純白の轟音空間に浸っているというステージングはもう、何度経験しても飽きない最高の時間を自分にくれる。

ぐねんぐねんと変化するリズムはその都度予測のつかない展開もみせるが、先のドラムを機軸に、突き刺さる高音シャウトを華に、そしてあらゆる階層を網羅する爆音ギターを最強の武器に、生み出され続けるのはこの上なくストレートな昂揚の大波。プログレッシヴなヘヴィロックをレゲエの空間で溶解してみたような、なんとも形容しがたく特異で、それでいて理屈抜きにド直な興奮を誘う楽曲群が切れ間なく続き、なんだかあっという間に50分が過ぎ去り「ありがとう!」の声を放ってライブ終了。久しぶりなのもあってか、部分部分で3者の掛け合いがズレてたところもあったけど、そんなの全然問題ナイね!当初から比べると格段に展開のウマみや密接度が増していた新曲群の出来っぷりは想像以上によろしくて、早く新譜をお披露目してレコ発ツアーとかじゃんじゃんやってくれたら嬉し死ぬ。ごめんよ変な感想でね。

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