neco眠る@難波BEARS

郷愁と興奮がない交ぜになった楽曲でフロアを沸かす大阪発のインストゥルメンタル・バンド/neco眠るのワンマンを観にベアーズへ。定時に着いて入ってビックリ、小さなハコは満員御礼!ネコさん、人気あるのねー!ゲストのイルリメのパフォーマンスに続いて20時よりneco眠る、開演です。

程よいヌケ感のゆるーいジャム・セッションがベースなんだが、そこへやたらにノスタルジックなツボをぐいぐいと押しまくる旋律がたーっぷり被せられ、アタマにこびりつき異常にクセになる魅力的なサウンドとなって席捲。身体をかる〜く揺らすギター・カッティングに、ピアニカのフレーズがのっぺりと描く昔日の夕焼けめいた昂揚感、、、そこへサウンド的にも見た目にも、異物オーラ全開!で全力!でペンタトニックスケールを弾き倒すベースが加わって、むちゃんこヘンテコで愛さずにはいられないユニークなグルーヴが出来アガるのですわ。抗いがたくキャッチーな扇情的フレーズの大波にさらわれる"UMMMA"で幕を開け、縦ノリ全快!のリフ/リズムに刻まれあるいは小波のようなフレーズに誘われて、揺れたり跳ねたり頭フッタリボゥーっとしたりとその独特の空間に洗われ続けて小一時間。空調なんてまるで効いてなさそうな、バンド側が気ぃ使うぐらい酸欠気味だったフロアで最後に演った"engawa de dancehall"は、まさしく「祭!!!」ってな具合で大盛り上がりで楽しかった!が、日頃の運動不足がたたって暑さと酸素薄でちょっとフラフラしたがな。はぁはぁ。また遠からぬうちに、どっかで観たいっす。

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