Bondance In Mexico/zOoOoOm/Morgue Side Cinema@神戸Helluva Lounge

19時ちょい過ぎに到着デス。名乗ってくれなかったのでワカンなかったのだが、一番手は(たぶん)Bondance In Mexico。コンガも並ぶステージ上には6,7人が立ちちょっとした大所帯。小編成で鳴らすエレクトリック・ガムランか!といった緩やかな立ち上がり。サイケデリックな揺れや、一部CLINICっぽくも聴こえるサイケ・ガレージィなのだけど、個人的にはやや単調に感じられてのめり込めず終い。ギターのハウリングが「意図的に」ではなく「漏れちゃってる」ように聴こえてしまった、そんな感じの演奏でした。

思ってたより早く転換が完了し、20時半からzOoOoOm。初っ端はコチラ。最近のライブの開幕曲としてすっかり馴染みになったこの「始まった」感ありまくりのナンバーで点火デス。巨大な有機ブツがゆっくりと立ち上がる、はたまたドでかい波頭が繰り返し打ち寄せ砕ける、そんなサマをイメージさせるバクオンとリズムの果し合い。さぁこっから何が飛び出すか!と思いきや、本日はかなりセトリがチェンジしており、最近とんと聴くことがなかった"Rumble Bush"や"TACODRUM"なんかが入ったいつもよりややキャッチーな仕様。暗黒模様のグルーヴがのたくる新曲(?)っぽいのも演ってたが、いつもよりかなーり短い30分ほぼジャストでの終演は、その短さもあってやや不完全燃焼・・・。

続いて21時20分頃からMorgue Side Cinema。遠目で観てたので定かでないのだが、けっこう年齢高めなお兄さんがヴォーカルをとる、ストレートなパンク・ガレージ。シンプルなビートに蒼さが哀愁にも感じられるギター・リフが叩き込まれて直進。なかなかもう、ロケンローロケンローと歌われても素直に移入出来ないヒネクレた身なもので、やっぱり入り込めないまま終了。あと一バンド残っていたのだけど、会場内に渦巻くもうもうたる紫煙にアテられてややグロッキー気味だったのでここで退場いたしました。

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