THE SUNSHINE UNDERGROUND@Club Noon

来る週末のミニフェスタ/BRITISH ANTHEMS出演のため来日しているリーズの若き(?)4人組、The Sunshine Undergroundが大阪にてシークレットライブを決行。友達がチケットをくれたので、ありがたく頂戴し参戦。開場時間の19時に会場へ到着すると、たぶんキャパをオーバーしてるであろう人が並んでいる。再入場不可&タイムテーブルはアーティストの気分によって変わる、というお姉さんの言を聞き、なんとなく20時半ぐらいだろうと踏んで近くのスリランカ料理屋さんで飲み食べる。20時半になり会場へTelすると、あと10分ぐらいで始まるよーというお兄さんのお言葉が。スタコラ歩いて会場へリターン。

インすると、狭いクラブの内部は冬の重装を纏った人で満ちている。いささか容量オーバー。すぐさまサマソニの司会を思わせるナウでヤングなお兄さんのMCにより、ギグがスタート。

み、見えない・・・
バースペースからライブエリアへ繋がる通路は既に人でぎっちぎち。あぁ、今日は音だけ聴くはめになるのかまぁでもタダだから文句は言えん、、、とチラリと思ったその瞬間、一曲目にいきなり飛び出た"Put You In Your Place"

スキマ無しと思われたフロアも、がががと前方に押し寄せる人の波によりわずかにスペースが。もぐりこみ、センター付近でダンシングスペース確保。全く期待してなかった反動か、かなり安定感のあるプレイっぷりにちと驚き、そして一気にノセられる。昔ここで見た頃のThe Musicよりよっぽど巧い(笑)

盛り上げ部に突入する瞬間のダイナミズムは少し迫力が足りないような気もしたが、CDとは異なりひたすらにダンサンブルな音因子が、跳躍し反復し振り下ろされ突き上げクネり場を揺らすその様は、聴き手の身体を∞のラインに引き込みながら、ひたすらに揺らしクネラセ躍らせる。転回するミラーボールの光に照らされた舞踏会場。いやぁエエです、かなり気持ち良い!

打楽器のみならず、弦楽までもがパーカッシブに弾け飛ぶダンサンブルな音塊には、CDで感じたThe Killersの二番煎じのような、変にスタジアムを意識したウタモノの押出し感がキレイに消えており、これが個人的には物凄く良いと思った。カウベルを阿呆みたいに叩き叩き叩き鳴らし、自らステージ上で狂騒を行うボーカルに見事にノセられた。

まだまだずば抜けたモノを感じさせるまでに至ってはいないけれど、CDで聴くよりも遥かにアグレッシブにして軽妙で、何より人を躍らせるポイントをがっちりと掴んでいる、なかなかに良いバンドだと自分の中の評価はかなり上昇。東京の人は観といて損は無いと思う。ってかもう一回観たい。なんで大阪は出ないんだ。同じ値段なのに、、、

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