THE BANDITS&THE ZUTONS@心斎橋CLUB QUATRO

「すいません!お先に失礼させていただきます〜」と言い残し、定時上がりで速攻職場を抜け出して行ってきましたBANDWAGON@クアトロ!!!天気は生憎の雨でしたが、ライブに行くのはかなり久しぶりだったのでかなりテンション高し。

19時少し前に会場に到着。当日券を買って入ってみると、客の入りは多すぎず少なすぎずで程よい感じ。2列目ぐらいまで行こうと思えば行けたけど、ビール片手に真中で見ることに。会場では終始ご機嫌なSEが流れ、非常にウキウキした空気が漂ってました。定時を少し過ぎた辺りで暗転、まずはBANDITS登場。実はまだアルバム聴いてなかったのでほとんど知らない曲ばっかりだったんですが、かなり良かったです彼らのライブ。ベースとリードギターは完全にキマッていて、相当にご機嫌な様子(笑)。ボーカルは結構繊細そうな雰囲気(曲中は大盛り上がり→MC→客はほとんど理解できずにシーン...→メンバー困惑顔ってお決まりのパターンもあったり)。しかし、いったん演奏が始まるともう熱い熱い。どの曲も最初は普通の軽快なチューンながら、曲が進むにつれどんどん過熱していく感じ。ベース、ギター、シンセにキーボードと、みんな良い意味で自己主張が強くそれぞれに高めあってる感じで、ライブとしては最高の形態。特に何かが憑いたかのように熱く熱くなっていくボーカルがむちゃくちゃカッコ良かった!本編最後はシンセとベースがブンブン飛び交い、フロアはダンス会場へ。アンコールで"2ステップロック"も飛び出し、熱狂と共に終了。いやぁホントにカッコ良かった。

その後セットチェンジを挟みつつ、20時半ごろに暗転。Zutonsのテーマが流れる中、メンバー登場。全体的にBanditsよりもルックスは洗練されていない感じ(笑)1発目は"Zuton Fever"。サイケなギターイントロでいきなり彼らの世界へと引き込まれ、3曲目の"Pressure Point"でなんともいえないグルーヴに身を委ねる。メンバーの中で最も熱かったのはサックス奏者の女性。他の誰よりも終始ガンガンに踊りまくってました。中盤までは「どっちかっていうとBanditsのほうがライブは良いかも」とか思ったんですが、「次の曲は大阪のカワイイ女の子たちのために演るよ」ってMCから始まったのは"Railroad"。終盤のメンバー全員での鉄壁のコーラスに、女の子ではないですがクラクラきました。ホント上手すぎ。そこからは完全に彼らの独断場。本編最後にはもう一台のドラムと鍵盤ハーモニカが登場し、ブードゥー教とかインドって単語が浮かんでくるClinicのライブに来たのかと錯覚するような、独特のヒンヤリとした、しかしながら怒涛の渦を巻くグルーヴに飲み込まれました。アンコールはアルバムの中でも図抜けてソウルフルな"You Will You Want"で締めくくり。オーディエンスもメンバーも最後まで笑顔笑顔笑顔な素晴らしいライブでした。楽しかった〜。



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