THE COOPER TEMPLE CLAUSE@大阪BIG CAT

約2年ぶりとなるTCTCのライブ。2ndアルバムが素晴らしかっただけに、かなり期待して乗り込んだ。着いたのは開場10分前ぐらいだったが、意外と人が少ない。ちゃんと埋まるんだろうかと思っていたら案の定キャパの半分以下の入りで、最後のほうに入ったにも関わらず、普通に3列目あたりまで行けた。デビュー時の雑誌等の騒ぎ方が結構派手だったことを考えると、このぐらいの入りが妥当なのかも。ただしその分、今回の客層は本当にTCTCが好きな人が集まったという感じで良い雰囲気。そうこうしているうちに開演。

スモークが焚かれ、バックライトの中メンバー登場。私は未だにボーカル以外の顔と名前が一致してない(というか覚えようとしていない)ので、誰が誰かは分からなかったけど、前回と比べて皆かなり貫禄があった。音のほうも前回感じたようなバラバラな感じは全くなく、どの楽器もしっかり自己主張しながらも全体としてぴたりと噛み合っていて素晴らしかった。と冷静に書いてますが、実は1曲目のpanzer attackから大盛り上がりで、跳ねている自分がいた(笑)。2ndの分厚いサウンドも凄いけど、デビューEPの曲はやっぱり物凄いエネルギーを孕んでいる。3曲目のFilm Makerで少しサウンドがバラバラになりかけたが、次のSame Mistakesでしっかり持ち直し、Murder Songのような大曲もしっかり聞かせてくれた。個人的にはTCTCの中ではもともとWho Needs Enemiesのような歌い上げ系の曲が大好きだったので、この日のライブのハイライトはTalking To A Brick Wall。もう分厚い音の壁が押し寄せてくる感じでただただ圧倒。終盤のDid You Miss Me?~Let's Kill Musicの流れも最高で、前回のライブの不満点を全て解消してくれた素晴らしいライブだった。



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