USのポスト・ハードコアバンドによる6枚目のフルアルバム。前2作ではかなり小難しいコンセプトも展開していたらしいんだが、個人的には今作が初体験。で、その中身はといえばめちゃんこロォォオーッッッック！！！でありテンション突き上がりまくりの好内容！
アルバムタイトルからしてメッセージ的にはけっこう意味深だったりするんだが、なにせサウンドが物凄く明快なロケンローであるために、そこへアタマがいく前に身体が反応。神経をビリビリと昂揚感が突き抜ける。エフェクティヴなキーボードがキャッチーなメロディを効果的にぶっ飛ばしながら、ブチ切れたシャウトで瞬時に突沸するヴォーカルが攻撃的なテンションで侵攻/進行。この声はかなーり魅力的で、Noise Conspiracyみたくガレージィな"Nothing Matters Anymore"から、メロコアばりのモダンな熱気が爽快な"Shepherd,
No Sheep"、果ては開かれた大空へ向けドラマティックに歌い上げるタイトルトラックまで、イロイロな角度から聴き手を扇情。あっという間にラストまでイッてしまいますよ〜。
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