来日見逃したぜファック！！
と後の祭りを存分に味わった米国GEORGIAのエクスペリメンタル・ヘヴィネス、4作目。アタマをどつき回す極悪と、一瞬で鷲掴む猛禽めいたキャッチネスが同居するっ！なんちて。
私はこ、これが初体験。で、リフがかっちょいい、vo.が魅力的だ、奇っ怪なヒネリを含む楽曲がオイェ〜！(不明)と一発でハマった。ってか好きな人やったら冒頭、ダブルにも聴こえるバタつくリズムにぎゅわぉおおーんってギターが切り込んできた瞬間に勝負は決まったも同然か？サイケデリックなダラけっぷりを皮切りに、宇宙空間への放蕩も見せるずりずりゴリゴリの重金属、ときにドロリ蕩ける轟音空間。ドゥーミィなメンタル捻転から昇りつめ解放絶頂をキメる"Said
And Done"、オリエンタルな女声も加わり「サバス降誕！」といった具合の饗宴を催す"Running
Red"、ブリっブリに飛ばしまくる演陣にUNSANE的な絶唱が被さって魅せる"Almost
Lost"、葬ってやるわッ！と言わんばかりの爆裂葬送インストゥルメンタルが炸裂！！！なラスト"To
Walk Alone"まで、がっつり乗せられお持ち帰りされたのでしたッ！
イロイロやってるわりには楽曲間のコントラストが弱いため、中途でビミョーに醒めちゃう部分はあるのだが、んでもやっぱりカッコいいもんはイイ！と、燃えました。ところでバンド名はなんて読むのか？？？
http://www.myspace.com/kylesa