フランスはモンペリエのバンドによる2011年作。これが3枚目になるみたい。ただ重くて遅いだけのDOOMバンド、まっすぐ突っ込むだけのSTONERバンドならアホほどおるが、このバンドの、血湧き肉踊るラウドネスはちょいと別格。興奮する。
こいつら、ライブやったら最強ちゃうんかなぁという強烈な音の炸裂、躍動感。70sロックのプリミティヴさを強く匂わせるリフ捌き、突発するリズムのアジテーション、吐き捨てるようなヴォーカルのソリッドなタフネスのコンビネーション。無造作に切り替えられるBPMが暴力的な興奮を煽り、煽り、暴発するインプロが猛り立ったそいつに油を注ぐ。CREAMの"Sunshine Of Your Love"のカバー（これがまた格好いいのだ）が不意打ち的に放り込まれる終盤にかけ、悶絶必至のドライブ感に眩暈を覚える強烈な1枚。あとジャケットが何気にカワイイところもイイネ！
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