BRIDGE TO SOLACE/House Of The Dying Sun

★★★★

ex.NEWBORNのメンバーが在籍するハンガリー産METALCOREバンドによる3作目。2年半ぶりとなる新作デス・・・って知ったような口をきいてはみたが、個人的には今作が初体験。

で、これがのっけからラストまで、ずっぽりドツボで燃えまくった。う、巧過ぎる。概して「表現力」のあり過ぎるハードコアって苦手なはずなんだけど、このバンドはドンズバ。メロディックな煽情と加速度的にぶっ込んでくる音のクサ味とパワフルさがたまらん。最高です。時にユニゾンも噛ますツイン・リードのギターが爆走。あくまで「獰猛」を貫くアグレッシヴな爆音に、鋭いリズム/リフが整然と加わり全景を蹂躙、艶かしさと硬質が練り混じった熱狂的なヘヴィ・ウォールを張り巡らせる。全編に渡って見事に隙が無い。その鉄壁っぷりが全くクドくない。男泣きのスクリームに、劇メロディックなフレーズを噴出させて揺さぶるTr.8"When There's Nothing Left To Die For"で完全にヤラれました。カッコ良すぎるーっ!!!過去作も聴いてみよっと。

http://www.myspace.com/bridgetosolace